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東海道新幹線の「S Work車両」はビジネスマンの時間効率を劇的にアップ

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出張の多いビジネスマンにとって、移動時間をいかに有効活用できるかは大きな課題です。そんな中、東海道新幹線の「S Work車両」は、まさにビジネスマンのために設計された専用車両として、その課題を解決します。

私自身、毎週のように東京~名古屋・大阪間を移動しており、基本的に東海道新幹線を利用していることから、この時間を有効に活用できるかどうかはかなり重要になってきます。そんな中で最近利用頻度が上がってきた「S Work車両」について紹介したいと思います。

 

 

ビジネスに最適化された環境

「S Work車両」では、PC作業はもちろん、WEB会議や電話も可能です。従来の新幹線車両では、静かな車内環境のために電話やオンライン会議を控える必要がありましたが、「S Work車両」ではその制約がありません。これにより、移動中でもオフィスと同じように仕事ができる環境が整っており、時間効率が飛躍的に向上します。移動時間を単なる移動に終わらせることなく、重要な業務時間として活用できるのは、忙しいビジネスマンにとって大きなメリットです。

また、車内にはN700S系なら全席にコンセントが完備(N700A系は窓側のみ)されており、S Work車両には専用のWi-Fi環境も整っているため、インターネット接続に困ることはありません。これにより、チャットやメールと言った軽量な作業はもちろん、ある程度のファイル送信やクラウドサービスの利用もスムーズに行えます。

詳しくは、JR東海のページもご参照ください。

railway.jr-central.co.jp

 

2種類のシートで快適な作業空間を提供

「S Work車両」には、「S Workシート」と「S WorkPシート」の2種類が用意されています。どちらもビジネスマンのニーズに応じて選べる工夫が施されています。

  1. S Workシート

    • 通常の座席と同様のレイアウトですが、ビジネス用途に配慮された環境が整っています。基本的にはビジネスマン向けの車両ということで、周りも同じような方が多いのでノートパソコンを広げて気兼ねなく作業ができます。また、新幹線車両は全般的に車内の静粛性も高く、集中して作業に取り組める点が魅力です。また、運賃は通常の指定席と同額です。

  2. S WorkPシート

    • よりパーソナルな空間を求める方には「S WorkPシート」がおすすめです。A席とC席の間にあるB席にパーテーションが設置されており、周囲の視線や音をあまり気にせずに作業ができます。また、ドリンクホルダーも備え付けられているため、コーヒーやペットボトルを安定して置くことができ、長時間の作業にも最適です。運賃は指定席に追加額1,200円(2025年5月15日からは2,000円)が必要となります。

      B席にパーティションとドリンクホルダーがあり、ちょっとした小物も置ける
    • 専用の引き出し式テーブルが設置されており、通常の座席よりも安定した作業スペースが確保されています。これにより、ノートパソコンの使用だけでなく、資料を広げての作業も快適に行えます。

      テーブルが引き出せて更に角度が付くので、様々な作業性が向上

       

高い人気と利用の工夫

「S WorkPシート」はその快適さから非常に人気が高く、特に平日の朝夕のラッシュ時間帯には満席に近い状態が続きます。出張や重要な会議前に快適な作業環境を確保したい場合は、早めの予約が推奨されます。

もし「S WorkPシート」の予約が取れなかった場合でも、Pシートのすぐ後方の列を選ぶことで、引き出し式のテーブルを利用することが可能です。この列にはパーテーションは設置されていませんが、テーブルの利便性はそのまま享受できます。また、静かな環境を求める場合は、車両の中央付近を選ぶと出入りの人が少ないのと車両挙動の特性上、比較的落ち着いた雰囲気で作業ができます。

S WorkPシート直後の列の場合、A席とC席のテーブルだけは引き出し式が使える
B列(写真中央)は通常のテーブルになるので注意

東京~名古屋・大阪間の移動に最適

特に東京~名古屋・大阪間を移動するビジネスマンには、「S Work車両」の利用は有効な選択肢の一つになると思います。特に東京~大阪間の移動の場合は、時間を優先するのであれば飛行機の利用も考えられますが、「S Work車両」を利用することで、移動中にメールのチェックや資料作成、クライアントとのオンラインミーティングなどを効率的にこなすことができ、到着後の時間をより有意義に使うことができます。

例えば、東京から名古屋までの約1時間40分の移動時間中に、プレゼン資料の最終確認やチームとの簡単なミーティングを済ませることで、現地到着後すぐに現地でしかできない業務を開始することが可能です。これにより、出張の効率が大幅に向上し、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなることでしょう。

なお、「S Work車両」は、東海道新幹線の全種別(のぞみ、ひかり、こだま」で利用可能ですので、短距離利用であっても、用途に応じて利用することは可能です。種別ごとの特徴は過去に紹介していますので、こちらもご参考にどうぞ。

maximus-my.hateblo.jp

 

まとめ

「S Work車両」は、単なる移動手段ではなく、移動中も生産的に仕事を進めるための最適な空間です。ビジネスマンにとって、移動時間を有効活用することは業務効率の向上に直結します。「S Work車両」を活用して、移動時間をビジネスチャンスに変えてみてはいかがでしょうか。

 

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